普通大学の卒業論文のように美大や専門学校では「卒業制作作品」を作ります。
学校で学んだ集大成として一番力の入った作品群を学内や学外で発表します。
コロナ禍で実際に観に行くことが制限された展示ですが、そんな中でも素晴らしい作品が発表されました。
本誌と合わせて当サイトで更に詳しく観ることができます。
桑沢デザイン研究所KUWASAWA DESIGN SCHOOL
作品ページ
ドイツのバウハウスをモデルとして発足して以来、そのカリキュラムは常に時代を反映してきました。
小手先の技ではなく、独創や応用力の源となる「デザインの原動力」を培うため、まずは基礎から総合的に学び、つぎに実践を通じて専門的な技術と応用を身につけていく構成となっています。
時代がどう変わっても、社会に貢献できるデザインの根本的な力を身につけること。
これが〈桑沢〉の理念であり、目指している教育です。
創造社デザイン専門学校SOZOSHA COLLAGE OF DESIGN
作品ページ
高校卒業したてから、大学生とのWスクールの学生や大学卒後の再進学者、社会人と年齢層の幅が広い本校は、デザインで社会貢献できる人材を育てています。
デザインは誰かをために存在する。まさに国連が掲げるSDGsの「誰一人取り残さない」をデザインで挑戦する学校です。
デザインの技術力はもちろん、問題提起力と解決力(企画)を養い、強く世の中にアピールできるプレゼンテーションの力もこの2年で身につけていく。本気でデザイナーになる夢を実現させる学校です。
東京工芸大学TOKYO POLYTECHNIC UNIVERSITY
作品ページ
写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガという7つの学科を持つ東京工芸大学芸術学部は、アートとテクノロジーを融合させた「メディア芸術」を学生に教え、才能を開花させることを使命としています。「メディア芸術」と直結したクリエイティブ産業など、広く社会を支える人材を育てます。
学生は自らテーマを考え、コンセプトを追求し、チームで協力しながら、能動的に制作したり学んだりしていきます。それはまさに、様々な状況で物事を考え、創造し、問題を解決する力、社会で生きていく力となっていきます。
東京造形大学TOKYO ZOKEI UNIVERSITY
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東京造形大学は、美術とデザインに関する専門教育を行う美術大学です。
美術学科とデザイン学科の2学科は、学びの分野ごとに10専攻領域に分かれており、自分の所属する領域の専門性を究める「専門科目」と、学科・専攻領域の枠を超えて幅広い知識や技術を養う「人間形成科目」「ハイブリッド科目」により、専門性・総合性・社会性を育みます。
少人数制の教育により、教員から学生一人ひとりに行き届いた丁寧な指導を受けることができます。
武蔵野美術大学MUSASHINO ART UNIVERSITY
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本学は1929年の創立当初から「教養を有する美術家養成」を掲げ、単に美術やデザインのスキルを学ぶのではなく、人格的にも優れた専門家の養成を目指しています。
学部はファイン系とデザイン系10学科で構成される造形学部と、2019年4月からは新たに造形構想学部とクリエイティブイノベーション学科を開設し、2学部12学科体制となりました。
ムサビが長い間培ってきた「創造的思考力」と「創造の持久力」をさらに鍛え、これからの世界でイノベーションを起こす人材を育成します。
- 卒業制作特集 -