【めざせ☆芸大美大】初歩から始める技法と美大への進路をわかりやすく解説！

- 学びの場を探そう -

アートの世界に、将来身を置きたい。
美大に行くと何が学べるの？どんな学部があるの？
あらゆる疑問の入り口がこの特集です。
コロナ禍の時代ならではの仕組みを各美大が準備しています。
サイトやイベントにまずはアクセスしてみよう。

学校特集INDEX

女子美術大学
東京造形大学
武蔵野美術大学
多摩美術大学

受験生向け特設サイト公開中！

- 受験生の皆さんに女子美の雰囲気・特長を知ってもらうために、特設サイト
  https://www.joshibi.ac.jp/web_opencampus/2021
  公開、各種イベント、専攻領域の学びの内容などの情報を随時更新しています。
- 特設サイト内のメインビジュアルでは、美術やデザインの「力」をJOSHIBIの「J」を題材にし、表現する勇気と強さ、自由としなやかさ、個性とアイデアを視覚化したものを用いています。

オープンキャンパス　特設サイトトップページ

『女性ならではの芸術的感性を最大限生かした人材を育成するオンリーワンの美術大学』として

コロナ渦の状況で、今まで以上にアート・デザインの力が社会で必要とされる中、今後のwithコロナ・ポストコロナの時代でも、女子美術大学では『女性ならではの芸術的感性を最大限生かした人材を育成するオンリーワンの美術大学』として、女性美術家、デザイナーやクリエイターを輩出するための教育を行っています。
美大への進学を検討している高校生の皆様に向けて、女子美の教育の特長・専攻領域ごとの学びの内容・2022年度の入試制度・最新の卒業生の進路状況（企業・職種）まで、特設サイトを随時更新しておりますので、定期的にご覧頂ければ幸いです。
オープンキャンパス特設サイト
WEBサイトへ

INFORMATION

オープンキャンパス情報

10月には『オープンキャンパスin女子美祭』の開催を予定。同時に行われる女子美祭とともに、女子美の校風を感じていただけるイベントですので、皆様の参加をお待ちしております。

『オープンキャンパスin女子美祭』
日時：10月23日（土）／ 10月24日（日）

入試情報

女子美では多様な選抜制度を実施しています。2022年度入試に各情報は、2022年度入試（2022年4月入学者）入学試験関連情報を当該ページ https://www.joshibi.ac.jp/entrance-examination/2022 に掲載、過去の入試の参考作品（入試ガイド・問題集）も同ページで公開しておりますので、是非ご覧ください。
2022年度入学試験関連情報
WEBサイトへ

ACCESS

女子美入試センター　 042-778-6123

所在地
相模原キャンバス（大学院・芸術学部）
〒252-8538
神奈川県相模原市南区麻溝台1900
杉並キャンパス（大学院・芸術学部・短期大学部・付属高等学校・中学校）
〒166-8538
東京都杉並区和田1-49-8

発想力で勝負する、新しい実技試験をつくりました。

2021年度入学試験からデザイン学科一般選抜の実技試験に「発想力」を新設しました。

「発想力」は、高校の普通科・工業科・商業科・総合学科・美術科や文系／理系を問わず、美術大学でデザインを学びたい人のための新しい実技試験です。文章や絵は発送を的確に伝えるための手段としてとらえ、絵の巧拙そのものは表丘に含みません。

2021年度一般選抜入学試験実技試験問題

「路上の朝」という言葉から、作品や提案のアイデアを考え、以下の問いに答えなさい。

【条件】
考えるための方向性(目的)を以下の中から一つ設定すること。
・暮らしや社会がより良くなる
・身の回りの問題が明らかになる
・私の関心・インスピレーションを表現する
- 問1. アイデアを文字とビジュアル(イラストや図など)で解答欄「１」に表現しなさい。文字とビジュアルのどちらの分量が多くてもかまいません。
- 問2. アイデアを簡潔にまとめた文章を140文字以内で解答欄「２」に記入しなさい。
- 問3. アイデアに20文字以内でわかりやすいタイトルを付け、解答欄「３」に記入しなさい。
- (試験時間：3時間)

作問意図と評価のポイント

【作問意図】
発想力を主体とし、併せて発送を展開させるための思考力・判断力、および人に伝えるための表現力までを問います。
【評価のポイント】
1. 問題と条件に沿って、解答者の視点や着眼点がしっかり置かれているか。
2. 独創的な発想ができているか。
3. 発送したアイデアを展開させ、膨らませることができているか。
4. 膨らませたアイデアを整理してまとめることができているか。
5. アイデアや展開をうまく表現して伝達できているか。
6. アイデアや展開を人に伝えるための工夫がなされているか。
7. すべての解答欄が埋められているか。
8. 禁止事項に記載された行為をしていないか。
※評価に際しては、【評価のポイント】の１．および２．を特に重視します。
すべての解答欄について、アイデアや展開を伝えるための表現として充足されていれば、文字や絵の分量および絵の巧拙は問いません。

参考解答例

路上でお目覚め！ストリートカプセルホテル

朝、路上で寝ている人を見ることがある。路上で寝ると、夜風に当たって体が冷えたり財布が盗まれたりなどと危険である。そこで、路上でも安心して寝られる設備があったらと考えた。わざわざホテルに行き手続きをしたりせずとも、安全にその場で寝てその場で朝を迎えられる。そんなアイデアを提案する。

ささやかな朝への入り口

日々目にしている光景の一部である路上。“路上の朝”という言葉から早朝の静かで薄暗くいつもとは別の雰囲気をただよわせていた住宅街の様子が思い出された。そこで起こる現象は神秘的さを感じられた。広い路上の片隅で花びらという小さな物が動めき、朝が訪れるのを予感させる瞬間を描いた。

パズルRPG『Morning』

夜と昼をつなぐ朝という時間帯は、他のものと比べて神秘的な雰囲気が漂っています。もう周りは明るいのに、話し声も車の音も聞こえない街の路上の朝は、世界にただ一人取り残されてしまったようなさびしささえ覚えます。そんな神秘的で少しさびしい雰囲気を味わってもらえるようなゲームを考えました。

詳しい情報は『一般選抜入試のデザイン学科実技試験科目「発想力」について』にてご確認ください。

WEBサイトへ

ACCESS

〒192-0992
東京都八王子市宇津貫町1556
042-637-8111（大学・大学院）

絵本やイラストレーション、デジタルペインティングを想定した入試科目を2021年度から実施！

2021年度入学試験より、造形学部油絵学科・版画専攻にて、「デッサン」に加え、新たに「イメージ・ドローイング」が選択できるようになりました

版画専攻では従来のアドミッション・ポリシーに基づきながら、近年の版画としてのメディア特性を活かした多様なグラフィックアート志向の学生も幅広く受け入れるために「イメージ・ドローイング」を2021年度入学試験より導入しました。専門試験では「デッサン」と「イメージ・ドローイング」のどちらかを選ぶことができます。
「デッサン」は従来の試験を踏襲するもので、静物モチーフの基礎的な描写力をはじめとする総合的な造形表現の潜在能力を判定します。
「イメージ・ドローイング」は、与えられた『言葉』などから自由に発想・展開したイメージを構成して描く試験で、独創的な発想力を重視して判定します。モノクロームも含めた色彩感覚やイメージを構想する豊かな感性、表現力のある人材を選抜する試験です。

20021年度出題内容

イメージ・ドローイング（5時間）

【問題】次の言葉から想起されるイメージを自由に描きなさい。

「私風景」

【条件】
答案用紙は縦横自由。
【配付物】
1. 問題用紙
2. 答案用紙（B3画用紙またはB3ケント紙）× 1枚
3. 下書き用紙（B4上質紙）×1枚
【携行用具】
鉛筆、色鉛筆、サインペン、マーカー、アクリル絵具、水彩絵具などの描画材料、消具、カッターナイフ、パネル又はカルトン［36.4×51.5cm以上］、画鋲またはクリップ、その他ドローイング用具
【出題の意図と評価のポイント】
従来の「デッサン」が形や質感、空間、構図などについての基礎的な描写力を問うのに対し、「イメージ・ドローイング」では瞬発力を伴った発想力、構想力を重視する。つまり、版画専攻のカリキュラムで学ぶ絵本やイラストレーション、アートブック、デジタルペインティングなどの総合的なグラフィックアート表現の領域で必要となる資質を問う出題となっている。
今回の出題で言えば、与えられた「私風景」という言葉を出発点に、自由にイメージを膨らませたうえで画面に構成し、描画するものである。具象、抽象は問わず、モノクロームを含めて色彩も自由。アカデミックな描写の巧拙を測るのではなく、独創的なイメージや大胆な発想力も大きく評価される。画材の自由度も高く､ほとんどの描画材料の使用は認められるので、受験を意識し過ぎず､普段から使い慣れた得意な表現で挑戦してほしい。ただし、コラージュなど素材を貼り付けることは不可。
【合格作品（一部）】